夏が過ぎれば秋、今回は夏の華掲載せず

 

秋と言えばキキョウ

                  賀茂大地世羅町世羅高原にて撮影
                  賀茂大地世羅町世羅高原にて撮影

ききょう  (桔梗)  宿根草
【ききょう科ききょう属】 原産地は日本から中国にかけて

8~10月に開花する  日当たり良い乾き気味の草地に生える
野生の花はめっきりと少なくなった  古名は朝貎(顔)
草原を刈らないのが原因か?  栽培種の矮性桔梗
草丈は70cmまで  野生の花は色が鮮明だ
   画像の上にMPを載せると原野の開花写真に変わる

かるかや(すすき)と共に秋草の代表(秋の七草)

  展転(こいまろ)び  恋ひは死ぬとも  いちじろく
   色にはいでじ  朝貎の花
        万葉集より
 

花言葉:変わらぬ愛

                  広島市安佐北区安佐町にて2010/10/15撮影
                  広島市安佐北区安佐町にて2010/10/15撮影

かわらなでしこ (河原撫子、常夏)

宿根草【なでしこ科なでしこ属】 分布地 本州、四国、九州

夏から秋にかけて咲く   乾燥に強い花
秋の七草の1つ   明るい草原に咲く
変異で白い花も咲く   写真の左下に咲いている
香りも優雅でやさしい   左下の紫の花はうつぼぐさ
草丈: 60センチまで

  野辺みれば  撫子の花  咲きにけり
             わが待つ秋は  近づくらしも
                          
詠み人知らず

            安芸高田市吉田町より車で10分道路沿いで撮影をする2010/1015
            安芸高田市吉田町より車で10分道路沿いで撮影をする2010/1015

さわひよどり (沢鵯)
多年草 【きく科ひよどりばな属】 全国

7~10月咲   色は白からピンクまで変異があり美しい
ひよどりばなに似るが、林縁や草原の湿気のすこし多い場所に生える
葉は柄がほとんどなく3~4枚輪生する
群落を作ると綺麗に咲く  群落の写真  蝶と花の写真
草丈80cmまで  秋の七草  MPを画像に乗せると細葉型に変わる
この花が野生種では藤袴に一番近いと思う
似ている花で近畿以北に四葉ひよどりがある
同じく似ている花で乾燥気味の場所に生えるひよどりばながある
  また葉が菊の葉に似たきくばひよどりがある